4月5日中日5-4広島、小笠原のサヨナラタイムリーで6連勝、試合結果【2015年】

試合結果:スコア

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http://baseball.yahoo.co.jp/npb/game/2015040503/top

勝利投手:高橋聡 敗戦投手:一岡

中日バッテリー 伊藤 、岡田 、田島 、福谷 、又吉 、浅尾 、高橋聡 - 松井雅

広島バッテリー 福井 、ザガースキー 、永川 、中崎 、ヒース 、一岡 - 會澤

観衆数:37617人 試合時間:4時間39分 試合会場:ナゴヤドーム

 

中日の投手成績

伊藤準規 4 2/3回 78球 被安打5 奪三振3 四球1 失点4(自責2)

岡田 2 1/3回 34球 被安打0 奪三振2 失点0 エラー1

田島 1回 20球 被安打3 失点0

福谷 1回 15球 被安打0 失点0 1H

又吉 1回 14球 被安打0 奪三振2 失点0 1H

浅尾 1回 8球 被安打0 失点0 1H

高橋聡 1回 11球 被安打0 奪三振1 失点0 1勝

中日の打撃成績

大島 5打数2安打1四球(左安、二ゴロ、中安、四球、投ゴロ、見三振)

亀澤 5打数2安打1四球(遊安、四球、捕ゴロ、右安、二ゴロ、左飛)

平田 5打数3安打1四球1打点(四球、中飛、右安、遊安、中安、空三振)

ルナ 3打数0安打1死球2四球(二飛、四球、死球、二併打、遊飛、四球)

福田 4打数0安打(空三振、空三振、一併打、遊飛)

エル 4打数1安打2四球2打点(右安、空三振、中飛、四球、二ゴロ、四球)

藤井 5打数1安打1四球(投ゴロ、投安、空三振、見三振、左飛、四球)

松井雅 5打数2安打(見三振、二ゴロ、空三振、左安、左安)

伊藤準規 2打数0安打(空三振、遊ゴロ)

荒木 1打数0安打(遊ゴロ)

高橋周 2打数2安打1打点(左2、中安)

ナニータ 1打数0安打(左飛)

堂上直倫 0打数0安打1犠打(捕犠打)

井領 代走のみ

小笠原 1打数1安打1打点(左安)

ニュース、報道など

中日単独首位 谷繁監督「みんなが必死にしている」

 中日が5年ぶりの6連勝で単独首位に立った。
 4-4の延長12回。1死満塁。代打小笠原道大内野手(41)が、広島一岡の外角低めの直球を左前に落とすサヨナラ打を放った。
 小笠原は「いや、もう打つしかない。みんながつくってくれたチャンスなんで」と興奮気味。谷繁元信兼任監督(44)は「みんなが必死にしている。どういう状況になろうと1球、1球、一瞬、一瞬を大事に」と目を細めた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150405-00000110-nksports-base

【中日・小笠原、サヨナラ打一問一答】久々に気持ちがいい

 (セ・リーグ、中日5x-4広島=延長十二回、3回戦、中日3勝、5日、ナゴヤドーム)中日は、延長十二回一死満塁から代打の小笠原道大内野手(41)が、左前適時打を放ち、5-4でサヨナラ勝利。ベテランの一振りで、チームは2010年9月以来の6連勝で、単独首位に立った。
--最高の一打でした
 中日・小笠原「ありがとうございます。いや、もう打つしかないですから。みんながつくってくれたチャンスなんで、勝ててよかったです」
--チームメートの手荒い祝福もありました
「最高でした」
--あの場面ではどんなことを考えて打席に
「自分の中では、いついってもいいよう準備はしていたので。みんなが一生懸命につないでくれたのでね」
--水をかけられたりしましたが、最高のシーンですね
「みなさんが喜んでくれるなら、それが一番」
--そして代打で3打数3安打、打率10割です
「まだ始まったばかりですから。先は長いので、結果を出せるようにがんばっていきたい」
--みなさんが昇竜ユニホームを着て、応援してくれていました
「久々に気持ちがいい」
--単独首位です
 「きょうと(試合がない)あしたは、喜んでくれていいと思います。みんなでがんばっていきましょう!!」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150405-00000549-sanspo-base

中日、6連勝で単独首位!小笠原サヨナラ打 代打成功率100%

 中日の“切り札”小笠原のバットがチームを6連勝に、そして単独首位へと導いた。4―4で迎えた延長12回1死満塁と最高の場面。2ボール1ストライクからの4球目142キロの速球を逆らわずに左翼へ。
 三塁走者の井領のスタートが遅れ、本塁でクロスプレーとなりヒヤリとしたものの、ヒーローはガッツポーズで一塁へと向かい、ベースに達すると両手を挙げてバンザイ。直後にナインから水を浴びせられる手荒い祝福を受けた。
 「打つしかないと思っていました。みんながつくってくれたチャンスだったので。よかったです。最高です」。巨人時代の13年6月5日の日本ハム戦以来、中日移籍後は初となるサヨナラ打。ベテランは「久々に気持ちいいです」とお立ち台で笑った。
 今季はこれで4度の代打出場で3安打1四球と成功率100%だが、「まだ9試合終わっただけで先は長いので、これからも頑張っていきたい」と表情を引き締める。
 1点を追う8回2死一、二塁の場面。谷繁監督は「小笠原か(高橋)周平だったけど、まあ周平で」と小笠原の起用も考えていたことを明かした。結果的には高橋周の左中間適時二塁打で同点に追いつき、最後は小笠原がサヨナラ打と、采配がズバリ的中した。指揮官は「不思議な勝ち」と表現したが、頼もしいベテランの存在がチームの勢いをさらに加速させた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150405-00000125-spnannex-base

中日平田しぶとさ発揮打「何としても返すつもりで」

 中日平田良介外野手(27)がしぶとい内野安打で1点をもぎ取った。
 2点を追う7回1死一、三塁の場面。広島永川の変化球を転がし、一塁を駆け抜けて、タイムリー遊撃内野安打とした。
 平田は「前の人がつないでくれたので、何としても返すつもりで行きました」とコメントした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150405-00000066-nksports-base

中日・伊藤、五回途中降板「つながれてしまった」

 「せっかくいい形で先制してもらったのに…。五回は1つ1つアウトを取ろうと思っていたけど、つながれてしまった」。ただ、四回までは最速149キロの真っすぐと、フォークで2安打に抑えた。五回は、三本間で走者をはさみながら、遊撃手の捕球ミスや、ルナの三ゴロ失策など、守備の乱れというアンラッキーもあった。右腕にとって、2012年9月22日の阪神戦(甲子園)以来、925日ぶり勝利はならなかった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150405-00000532-sanspo-base

中日高橋周8回代打同点打「割り切って振った」

 中日高橋周平内野手(21)が代打で同点打を放った。1点を追う8回2死一、二塁で打席に立ち、広島中崎の高め直球をはじき返して左中間二塁打。
 「これまで打ち気で入って失敗していた。打てなかったら仕方ないと割り切って振った。コンパクトにセンター返しを狙った」。延長10回には中前打を放ちマルチ安打となった。

http://www.nikkansports.com/baseball/news/1457702.html

中日ドラゴンズ 小笠原道大「41歳の代打の神様」

 数年前、ジャイアンツ球場で年下の若手選手に混じり試合出場する、巨人時代の小笠原の姿を今でもよく覚えている。1軍では出番を失い、イースタンでも打率2割3分台と低迷する厳しすぎる現実。ピーク時は4億円超えの年俸は数千万円まで減額。通算2000本以上の安打を放った男が、観客のほとんどいない2軍戦でがむしゃらにバットを振っていた。それも東京ドームで行われる1軍の試合と変わらない表情で。

 凄い男だなと思った。だって引退してしまった方が楽に決まっている。もう十分、地位も名声も得たはずだ。社会人出身の無名のキャッチャーとしてプロ入りした選手が数々の打撃タイトルを獲得、セ・パ両リーグでMVPを受賞した野手は過去に小笠原ただひとりである。プロ野球選手としてこれ以上ないサクセスストーリー。「よくやった。もういいじゃないか」そんな雰囲気も当然あっただろう。事実、客席からは「ベテランがファームで若手選手の出場機会を奪うな」という趣旨の心ない野次も飛んでいた。それでも、諦めず愚直なまでに貫き通したフルスイング。

 中日移籍後、躍動する背番号36の姿を見る度に、あの頃のジャイアンツ球場であがいていたガッツの姿を思い出す。小綺麗な選手が増えた今の球界では珍しい野武士のような雰囲気。41歳の代打の神様。野球日本代表チームが侍ジャパンと名付けられようとも、恐らく野球ファンの間で「サムライ」と呼ばれる選手は小笠原道大が最後になるだろう。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150406-00028281-baseballk-base