4月4日中日3-0広島、八木の7回10奪三振無失点の好投などで5連勝、試合結果【2015年】

試合結果:スコア

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http://baseball.yahoo.co.jp/npb/game/2015040403/top

勝利投手:八木 敗戦投手:黒田 セーブ:福谷

中日バッテリー 八木 、又吉 、福谷 - 松井雅

広島バッテリー 黒田 、今井 - 會澤

観衆数:36240人 試合時間:2時間47分 試合会場:ナゴヤドーム

 

中日の投手成績

八木 7回 94球 被安打4 奪三振10 暴投1 失点0 1勝

又吉 1回 21球 被安打0 奪三振1 四球1 失点0 1H

福谷 1回 12球 被安打1 失点0 1S

中日の打撃成績

大島 (4-1)2打点

亀澤 (3-1)1死球1打点

平田 (4-1)

ルナ (4-1)

福田 (4-0)

エル (4-2)

藤井 (2-1)1四球1犠打

松井雅 (4-1)

八木 (1-0)1四球

高橋周 (1-0)

堂上直倫 守備のみ

ニュース、報道など

中日大島「気持ちです」黒田から先制二塁打

 中日大島洋平外野手(29)が先制点をたたき出した。
 5回2死一、二塁の場面で広島黒田のツーシームを強振。左翼手の頭を越える2点適時二塁打を放った。大島は「最近、チームに貢献していないので、ここという時に打ててよかったです。気持ちです」とコメントした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150404-00000049-nksports-base

中日亀沢「思い切りいった」黒田から中前適時打

 中日亀沢恭平内野手(26)が続いた。5回、大島のタイムリー直後の2死二塁の場面。広島黒田のカットボールを詰まりながらも中前にポトリ。3点目をもぎ取った。
 亀沢は「波留コーチに初球から思い切りいけと言われたので、思い切りいきました。どん詰まりだったけどいいところに飛んでくれました」とコメントした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150404-00000047-nksports-base

戦力外だった八木 復活勝利に涙「また野球できることに感謝」

 昨オフにオリックスから戦力外通告を受け、トライアウトを経て今季から中日でプレーする八木は、「1回死んでまたこうやってこういう舞台でまた野球できることに感謝して、また次も全力でいきたいと思います」と目を潤ませた。

 1回1死二塁の場面では2者連続三振、5回1死一、二塁の場面も左邪飛、三振。低めへの変化球の制球がさえ、7回を投げて積み重ねた三振は10個。プロ初の2桁奪三振というおまけつきだった。

 05年ドラフトの希望枠で日本ハム入り。プロ1年目は12勝を挙げて新人王を獲得する華々しいデビューを飾ったものの、その後は1年目を超える投球ができず、13年からはオリックスでプレーしたが2年間で1勝もできず戦力外に。トライアウトでの好投が評価され、中日で開幕から先発ローテ入りを果たした。

 日本ハム時代の12年7月26日のソフトバンク戦以来982日ぶりの白星を挙げてのお立ち台で「いろんな気持ちありますけど、本当にまた大好きな野球をできるってことに感謝して、楽しんでいこうと思って投げました」とかみしめるようにコメント。長らく浴びていなかったファンの大声援には「最高でーす!」と叫んで応えた。

 谷繁監督はこの日の八木の投球に「いい角度でいい高さにいっていたので、安心とまではいかないがしっかり投げているなと見ていた」と評価。「きょうだけじゃなくてキャンプから必死に練習に取り組んでいて、僕が思っていた以上に野球に常に向き合っている。頑張ってほしい」と目を細めた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150404-00000125-spnannex-base

黒田に投げ勝った! 中日・八木、982日ぶりの勝利に目潤ませる

トライアウトで入団の左腕「大好きな野球でこのステージに立てることに感謝」
 中日の八木智哉投手が4日、本拠地ナゴヤドームでの広島戦に先発。7回4安打無失点、10奪三振、無四球の快投で、8年ぶりに日本球界に復帰した黒田博樹投手に投げ勝った。日本ハム時代の2012年7月26日・ソフトバンク戦以来の勝利。実に982日ぶりとなる白星に、試合後のヒーローインタビューでは目を潤ませた。

 立ち上がりから低めにボールを集め、広島打線を抑えていった。黒田との我慢比べとなったが、崩れる気配は一切見せない。すると、味方打線が5回に黒田から3点を奪取。八木はさらにギアを上げ、6、7回は三者凡退に抑えてお役御免となった。

 救援陣もガッチリとリードを守り、八木が勝利投手に。試合後にお立ち台に立つと、目を潤ませながら「本当にいろんな気持ちがありますけど、また大好きな野球でこのステージに立てることを本当に感謝して、今日は楽しんでいいこうと思って投げたので、勝ちにつながってよかったです」と話した。

 八木は日本ハム1年目の2006年に12勝を挙げて、新人王に輝いた。しかし、その後は思うように勝ち星を伸ばせず、2013年にオリックスにトレードで移籍。2年間で1勝もできずに昨年10月に戦力外通告を受けた。その後、トライアウトを受けて中日に入団していた。

谷繁監督も絶賛「野球に常に向き合ってやっている姿を見てたので、頑張ってほしいと思っていた」
「(降板後は)自分で投げているよりもドキドキして、ずっと下を見てました」と明かした左腕。黒田との投げ合いに向け「先制点をあげないようにした。あげてしまうと、余裕も出てしまうので、丁寧に低めに投げようと思って、ゲームを作るつもりで投げました」と振り返った。まさに、その言葉通りの快投だった。

 2ケタ奪三振はプロ10年目で初。好投に「素直にうれしいですし、1回死んで、またこうやってこういう舞台で野球をできることに感謝して、次も全力でいきたいと思います」と話した八木。最後は「最高でーす!」と絶叫して、ヒーローインタビューを締めた。

 勝利の立役者の好投を谷繁監督も評価。試合後のテレビインタビューでは「横から見ているボールは良くて、いい角度でいい高さに行っていたので、安心とまではいかないですけど、しっかり投げていると思って見ていました」と話した。

 苦労人の気持ちが入った投球を「今日だけじゃなくて、去年の秋のキャンプから本当に必死に彼は練習に取り組んでいて、野球に常に向き合ってやっている姿を見てたので、頑張ってほしいと思っていました」と絶賛。これで5連勝と、好調のチームにとっても大きな1勝となった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150404-00010008-fullcount-base