5月19日中日3-2広島、バルデス来日初勝利でチームは3連勝、試合結果【2015年】

試合結果:スコア

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http://baseball.yahoo.co.jp/npb/game/2015051902/top

勝利投手:バルデス 敗戦投手:前田 セーブ:福谷

中日バッテリー バルデス 、田島 、福谷  -  松井雅

広島バッテリー 前田  -  會澤

観衆数:18323人 試合時間:3時間9分 試合会場:浜松

 

ルナが侮辱行為で退場

 7回1死一、二塁でカウント0-2から前田の外角スライダーのストライク判定をめぐって、不満の表情を示した。
 石山球審は「ストライク判定に対して侮辱行為があったので」と場内に説明した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150519-00000092-nksports-base

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三振獲られたボール自体はストライク判定で問題無いと思います。ただ、ストライクゾーンが可変なのは傍から見て明らか。試合ごとにゾーンが変わるのは審判が変わるので仕方がない面もありますが、その日その日の試合中だけは安定してほしいものです。

ファンの間ではボールが変わった?なんて囁かれてますけど選手からは聞きません。

ただ、ストライクゾーンについてはファンからも選手からも不満の声があるのでなんとかなりませんかねぇ…。

中日の投手成績

バルデス 7回 126球 被安打7 奪三振6 四球3 失点2(自責2)1勝

田島 1回 18球 被安打1 奪三振3 失点0 1H

福谷 1回 14球 被安打1 失点0 1S

中日の打撃成績

大島 4打数1安打(投安、二ゴロ、遊ゴロ、一ゴロ)

亀澤 3打数2安打1四球2打点(三ゴロ、左安、中安、四球)

平田 4打数1安打(三ゴロ、左飛、中飛、中安)

ルナ 4打数1安打1打点(左2、見三振、左失、見三振)

ナニータ 4打数1安打(二ゴロ、左安、一ゴロ、二ゴロ)

エル 4打数1安打(中安、中飛、空三振、空三振)

高橋周 4打数1安打(右安、二失、二飛、空三振)

松井雅 3打数0安打1四球(投ゴロ、遊飛、空三振、四球)

バルデス 3打数1安打(三安、二ゴロ、空三振)

福田 1打数0安打(空三振)

藤井 守備のみ

ニュース、報道など

1回裏の同点タイムリーを打ったルナのコメント

 中日がすかさず追いついた。初回に1点先制されたがその裏、前田を攻めて2死二塁からエクトル・ルナ内野手(35)が左越えに二塁打。
 1-1とする一打に4番打者は「2アウトだったしとにかくヒットを打って走者をかえそうと思っていたよ」と振り返った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150519-00000065-nksports-base

中日に「地方球場」の恵み!?仮設カメラマン席が…

 中日が「地方球場」にアシストされて逆転に成功した。1-2の2回2死満塁。亀沢恭平内野手(26)は初球、中途半端なスイングで三塁側ファウルフライを打ち上げたが、ファウルグラウンド内に仮設されたカメラマン席に突っ込んだ梵が1歩届かず。カメラマン席がなければ余裕で捕球できる打球だった。
 結局、亀沢はその後、左前に2点打を放った。「カメラマン席がなかったら取られてアウトになったかもしれない。運がよかったです」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150519-00000074-nksports-base

序盤は不安定だったが、7回までしっかり投げることができたバルデスのコメント

 勝ち運に恵まれない男、中日ラウル・バルデス投手(37)が悪条件をはねのけた。
 10度目の先発で来日初勝利を目指し、地方球場の浜松に登場。朝まで大雨に降られたマウンドはぬかるみ、2回までに2失点。だが3回以降立ち直り、7回2失点で降板した。「マウンドに慣れるまで時間がかかったけど、なじんだあとは制球よく投げられた」と振り返った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150519-00000093-nksports-base

来日初勝利バルデスのお立ち台でのコメント

 初登板の開幕2戦目阪神戦から52日、中日・バルデスが10度目の先発で待望の来日初勝利を飾った。守護神の福谷が9回を抑えた勝利の瞬間には、ダッグアウトで周囲の選手らが祝福、谷繁監督とはハイタッチ、森ヘッドから抱きつかれるなどチーム全体に喜びがあふれた。
 この日は初回、2回とも失点を許してしまう苦しい展開だったが、すぐに味方が援護し逆転、「2点までなら勝てるから頑張っていけと言われた」と、3回以降はリズムを取り戻し7回2失点に踏ん張って白星をものにした。
 勝利のお立ち台でバルデスは「勝てなくても応援してくれてありがとう。長いことお待たせしました。(勝てて)本当にうれしい」と素直に喜びを表した。ここまで4敗を喫してきたが、登板間隔が中4日もあれば中7日もありながら最低でも6イニングを投げて試合を作ってきた。勝てない間も「油断しないように心掛けて、前向きにやってきた」と準備を怠らなかった。
 37歳。キューバ出身のタフネス左腕は最後に「勝てないときも応援してくれて感謝している」と浜松のファンに向かって締めくくり優しい笑みを見せていた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150519-00000148-spnannex-base

2点タイムリーの亀澤のコメント

 中日・亀沢のひと振りがバルデスに待ちに待った1勝をもたらした。1―2の2回、2死満塁から前田健のスライダーを左前にはじき返す逆転の2点適時打。「みんながバルデスに勝たせてあげようと、口には出さないけど心の中で思っていた」。常に好投を続けながらも勝ち運に見放されて来た助っ人を救う決勝打は、値千金の一打だった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150520-00000022-spnannex-base

バルデスの壮絶人生

 それまでの人生は、グラウンド以上に壮絶だった。野球のため、キューバからドミニカ共和国への亡命を企てた。5度の失敗のたびに投獄されたが、塀の中から野球を夢見た。そして2003年1月1日に、6度目のチャレンジで脱出した。
 「15人乗りの船に乗ってね。6人いて、5日間も船の中にいたんだよ。最初の2日は、頭がクラクラして立てなかった」
 家族が投獄される悲劇も味わったが、白球をにぎり、04年にドラフト外でカブスと契約。
 「ドミニカ共和国に着いて、2日後には練習を始めたよ。とにかく野球がしたかったんだ」
 現在家族は無事キューバで過ごしているという。命がけでつかんだドリームだった。
 バルデスの投球回数68回は、両リーグでトップの働きだ。チームは、マエケン撃ちの3連勝で借金を完済した。馬車馬のように投げ続ける助っ人の記念すべき1勝目から竜がのっていく。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150520-00000001-sanspo-base