5月16日中日1-0阪神、大野の今季2度目の完封で連敗ストップの勝利、試合結果【2015年】

試合結果:スコア

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http://baseball.yahoo.co.jp/npb/game/2015051602/top

勝利投手:大野 敗戦投手:能見

中日バッテリー 大野  -  谷繁

阪神バッテリー 能見 、高宮 、安藤  -  藤井 、鶴岡

観衆数:32173人 試合時間:2時間40分 試合会場:ナゴヤドーム

中日の投手成績

大野 9回 133球 被安打2 奪三振8 四球3 死球1 失点0 1勝

中日の打撃成績

大島 4打数0安打(一ゴロ、二ゴロ、二ゴロ、一ゴロ)

荒木 4打数1安打(中飛、左2、三飛、空三振)

平田 3打数0安打(空三振、空三振、右飛)

ルナ 3打数2安打(左2、右飛、左安)

ナニータ 3打数1安打1打点(二ゴロ、右安、一併打)

福田 3打数1安打(見三振、中安、右飛)

エル 3打数0安打(遊ゴロ、空三振、三ゴロ)

谷繁 3打数0安打(中飛、見三振、三ゴロ)

大野 3打数1安打(見三振、中安、三ゴロ)

ニュース、報道など

中日ナニータ先制適時打「いいところに飛んだ」

 中日リカルド・ナニータ外野手(33)が先制適時打を放った。
 4回2死三塁で能見の変化球に食らいつき、右前に運んだ。「いいところに飛んでくれた。先制できてよかった」と笑った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150516-00000057-nksports-base

中日大野が今季2度目の1-0完封も最後はヒヤリ 「勝った気がしなかった」

9回2安打8奪三振の快投、「1点を守りぬく気持ちで最後まで行けたので嬉しい」
 中日の大野雄大投手が本拠地での阪神戦に登板し、9回2安打無失点、8奪三振4四死球の快投で今季2度目の完封。チームを1-0での勝利に導き、自身もハーラートップタイの5勝目(1敗)を挙げた。
 4回にナニータの先制タイムリーで1点のリードをもらうと、7回までは危なげないピッチング。しかし、8回は先頭の上本に四球を与えてしまう。バントの後、関本に死球を与えて1死一、二塁とピンチ。ここで狩野を併殺に仕留め、ガッツポーズを繰り出した。
 さらに、9回も2死一、二塁とされ、最後はマートンにセンターへの大飛球を打たれたが、大島が背走しながらキャッチ。その瞬間、大野はホッと息を吐きだし、バッテリーを組んだ谷繁兼任監督は笑みを浮かべた。133球の完封劇となった。
 お立ち台に上がった左腕は「(最後の打球は)抜けたと思いましたし、大島さんが捕った後も勝った気がしなかったです。ソワソワして」と苦笑い。「1点を守りぬく気持ちでいましたし、それで最後まで行けたのですごく嬉しいですね」と話した。
「今日良くても、次が悪かったら意味がない」
 3連敗で迎えた一戦。「絶対に負けられない試合だったので、それを取れてよかったです」。気迫十分の投球だった。ただ、8回は先頭打者への四球からピンチを招いたとあって「先頭の四球は点につながるので、本当はやっちゃいけない。ああいうことやっていたら負けてしまうこともあるので、なくしていきます」と反省することも忘れなかった。
 4月7日のヤクルト戦に続き、早くも今季2度目の完封。しかも、前回も1-0と1点を守り切っての勝利だった。最近2試合は白星を掴みながらも、満足できる内容ではなかったという左腕は「1週間で修正して、内角を突けて、変化球も腕を振れた。これを続けていきたいと思います」と確かな手応えを示した。
「今日良くても、次が悪かったら意味がない。次もこういうピッチングを続けられるように頑張ります」
 タイトルも狙えるシーズンとなりそうだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150516-00010010-fullcount-base

中日・大野、2安打完封の虎狩りで5勝目「最後まで投げるつもりでした」

 大野が133球の熱投で最後まで1点を守り切った。140キロ台中盤の速球と、スライダーを軸に阪神打線を打ち取った。連打を許さず、安定した投球で投げ続けた。九回には二死一、二塁とこの日、最大のピンチを招いたが、最後はマートンを変化球でつまらせ中飛。最後までマウンドに立ち続けた
 お立ち台に上がった大野は、九回のピンチを「(打者を)ひとりひとり切っていこうという気持ちだった」と振り返り、最後まで冷静さを失わなかった。チームが3連敗中とあって苦しい状況だったが、「1点を守り切る気持ちでしたし、最後まで投げるつもりでした」と、完封でチームを勝利に導いた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150516-00000524-sanspo-base

大野の完封で連敗ストップ 先発マスクの谷繁監督「気迫のこもった投球だった」

 中日先発の大野が、4月7日のヤクルト戦以来となる今季2度目の完封勝利。チームの連敗を3で止め、大野はリーグトップに並ぶ5勝目(1敗)を手にした。
 左腕エースがチームの窮地を救った。大野は立ち上がりから安定感抜群で、阪神打線を7回まで散発の2安打。1点リードの終盤に立て続けにピンチを招いが、8回は一死一、二塁から、代打・狩野を注文通りのショートゴロ併殺。最終回も2つの四球で二死一、二塁としたが、最後は5番マートンをセンターフライに打ち取り笑顔が弾けた。
 お立ち台の上がった大野は「先制してもらって、1点を守り抜くつもりでいた。その通りに行ってよかった」と安堵の表情。「甲子園(5月4日)、秋田(同10日)とバランスが良くなかったが、この一週間で上手く修正できた」と好投の理由を述べた。
 それでも「(終盤の)先頭打者の四球はやってはいけない。今後はなくしていきます」と反省を忘れず、最後は「明日は吉見さんが勝ってくれると思います」と、新人時代から慕う右のエースへエールを送った。
 打線は阪神先発の能見に苦しめられたが、4回に2番荒木の二塁打を口火に、5番ナニータのタイムリーで先制。以降は追加点を奪えなかったが、大野が虎の子の1点を最後まで守り抜いた。先発マスクを被り、最後までボールを受けた谷繁兼任監督も「初回から気迫のこもった投球をしてくれた」と左腕エースの好投を称えた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150516-00033477-baseballk-base

中日・大野、虎を2安打完封!将の“愛の説教部屋”効果で5勝目

 (セ・リーグ、中日1-0阪神、11回戦、阪神7勝4敗、16日、ナゴヤドーム)背をそらし、ゆっくりとナゴヤドームの天井を仰ぐ。グラブをバチンとたたき、喜びをかみ締めた。中日・大野がリーグトップタイの5勝目。投手なら誰もが夢見る1-0完封星を今季だけで2度もやってのけた。
 「投げきろうと。フル回転するつもりでやっている。イニングも投げて、中継ぎを休ませることも僕の仕事。これを続けていければ」
 自覚十分の2安打完封劇だった。序盤から阪神打者のインコースを突き、のけぞらせた。九回二死一、二塁のピンチでマートンを迎えても表情ひとつ変えず、ツーシームを投げ込んだ。
 谷繁監督の“愛の説教部屋”が効いた。登板前まで2連勝していたが、どこかしっくりこなかった。そんな11日の横浜スタジアムでの練習日、呼び出しを食らった。約3分間、直立不動で指揮官と向き合った。ボールに力を伝えるため、「体の前でしっかり放せ」と、アドバイスをもらった。
 「あれで体のバランスとかが修正できた」
 腕が体の遠くを回っていたのを直し、内角直球に力強さが加わり、外角の変化球も生きた。九回一死二塁で鳥谷から外角フォークで三振を奪ったのは、指揮官のサインに首を振り、自ら選んだ自信のウイニングショットだった。
 これで5勝1敗、防御率1・47。投球回数も61回1/3とし、同僚のバルデスを抜いて両リーグ最多と、吉見に並ぶエース級の活躍だ。「自分で意識を持ってやってくれている。昨年とは違う」。谷繁監督も手放しで左腕を褒めちぎった。
 「あした(17日)は吉見さんが絶対勝ってくれるんで」
 お立ち台では先輩いじり(?)で竜党を沸かせた。チームの連敗を3で止め、阪神に替わって再び3位に浮上だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150517-00000019-sanspo-base